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はじめに
みなさんはお家のベランダをどのように使われているでしょうか。
戸建て住宅のベランダといえば、洗濯物を干すのが一般的ですが、最近では趣味としての「ベランダガーデニング」や、お家にいながらベランダでキャンプ気分を楽しむ「べランピング」など、ベランダスペースを有効活用する動きが高まっています。
自由に利用できる戸建て住宅のベランダだからこそ、さまざまな利用方法で楽しみを増やすことができます。そしてベランダの特徴である、高さ・開放感・室内から繋がったスペースという点を最大限活用すれば、趣味や家族との時間をもっと充実したものにできるかもしれません。
そこでこちらの記事では、戸建て住宅のベランダに注目して、その活用法をご紹介していきたいと思います。
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ベランダを使う時の注意点
ベランダは外と繋がる空間ですので、安全面や近隣の方への配慮も必要です。そこでまず最初に、安全にトラブルなく楽しめるよう、ベランダを利用する際の注意点を以下にまとめました。
物を落さないように気を付ける
ベランダからもしも物が落ちてしまうと、落とした物が壊れるだけでなく、下にいる人や物へも大きな被害を与えます。物が落ちそうなすき間にはネットを付ける、小さな鉢などはしっかり固定するといった物が落ちにくい環境を整えることが大切です。
子どもの踏み台になるものを置かない
お子さんのいる家庭では、ベランダから転落しないように気をつける必要があります。
ベランダの床から手すりまでの高さは、約110㎝程度となっています。お子さんがそのままよじ登ることは難しいですが、登ったり足をかけたりできる物があれば危険な状況につながります。バケツ・ボックスなど踏み台になるものを置かないようにしましょう。また、手すりに大きな網を張ったり、木の格子を付けると、足をかけることができるので注意してください。さらに、室外機の上に立った状態から壁に移れないかなど、もしもの場合を想定して慎重に確認する必要があります。
近隣への配慮も必要
ベランダは外とつながるスペースのため、音や臭い、煙などは近隣への迷惑になる場合があります。生ごみなどを放置して臭いがでることのないよう注意していください。また、大音量で音楽をかけたり、夜間に大きな声でお喋りをするのは控えるといった配慮をしつつ、楽しみましょう。
強風への対策をたてる
ベランダに物を置く場合は台風など天候が悪い時の対策をしっかりたてておきましょう。ベランダは風の影響を大きく受けるため、天候悪化時には事前に部屋にしまえない物は事前に固定し、飛んでいく、ガラスが割れるなどの被害がないようにしておきましょう。特に吊るした状態のプランターなどは、床に降ろしておくのがよいでしょう。また、背の高い物は倒しておくだけでも、風から受ける影響は大きく違います。
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ベランダのいろいろな楽しみ方
ここまで注意点をご紹介しましたが、ベランダの特徴である、高さ・開放感・室内から繋がったスペースという点を最大限活用すれば、快適な居住空間づくりや、自分の趣味・家族との時間をもっと充実したものにできるかもしれません。
そこで、ここからはベランダを有効活用するアイデアをご紹介していきます。
収納スペースにする
倉庫や物置を設置して、洗濯物干しや灯油の容器など家の中に置いておかなくてもいい物、ベランダで利用する物などを収納すると便利です。ただし倉庫の中の環境を一定に保つことが難しいため、温度や湿度の変化に弱い物は避けてください。
ガーデニングや家庭菜園
ベランダをお庭がわりに、ガーデニングや家庭菜園を楽しむこともできます。1階のお庭に花壇をつくると、虫や野生動物の被害に遭いといった大変な面もあります。ベランダなどの上階であれば、そのような悩みがなく、ガーデニングや家庭菜園が楽しめます。お部屋と繋がっているので水なども利用しやすく便利です。
お茶や食事を楽しむ
ベランダは2階のリビングとつなげてアウトドアリビングとしても活用できます。「第2のリビング」として、お茶や食事をする場所としてもおすすめです。外の景色を楽しみながらお食事をすると、普段のパンとコーヒーがちょっと特別なものになりそうです。お天気のいい日はベランダでおうちピクニックを楽しむのもいいかもしれません。折り畳み式のテーブルセットを利用したり、敷物を敷いたりして、リラックスできる環境を整えましょう。
くつろぎのスペースにする
ベランダにハンモックやチェア、スツールを置けば、日当たりの良いベランダはゆったりとリラックスして過ごすのに最高の環境です。外の心地よい風に当たりながら、読書や昼寝を楽しめば、おうちのベランダでリゾート気分が味わえるかもしれません。
子どもの遊ぶスペース
ベランダは開放的でありながら、プライベートも保たれた空間ですので、お子さんの遊び場としてもおすすめです。道路への急な飛び出しや不審者といった面では心配なくお子さんを遊ばせられます。また、多少天気が悪くても屋根や壁で防ぐことが可能なため、雨の日の遊び場としていいかもしれません。ただし高所という危険性はあるので、見守りは必要になります。
ペット用のドッグランにする
やや広めのベランダがある場合はドッグランとして活用することもできます。室内では家具などがあり、ワンちゃんを思い切り走らせてあげることは難しい場合が多いと思います。ベランダであれば気軽に外に出すことができるため、いつでもワンちゃんにストレスを発散させてあげれます。
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まとめ
この記事ではベランダを有効活用するアイデアをご紹介してきました。戸建て住宅のベランダは外の景色や開放感を味わいつつ、プライベートスペースも保たれているので、リフレッシュやリラックスの場所として最適です。ガーデニングに挑戦したり、おうちピクニックを楽しんだりと工夫しだいで楽しみ方は無限大。近隣に配慮しつつ、自分なりの活用法をぜひ見つけてみてください。