リフォームコラム・お役立ち情報 2025年5月19日

窓の歪み:閉まらない原因と対処法|修理費用や応急処置も解説

窓の歪み:閉まらない原因と対処法|修理費用や応急処置も解説
  • 窓が歪んで閉まらないと、「どうして?」「直せるの?」と不安になりますよね。放置すると隙間風や防犯面でも問題が出てくるため、早めの対処が肝心です。この記事では、原因から応急処置、修理費用の目安まで詳しく解説します。

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  • 窓の歪みで閉まらない原因とは

    窓が歪んで閉まらないのはなぜか

    窓が歪んで閉まらなくなる原因は、主に建物や窓枠のゆがみ、または部品の経年劣化にあります。とくに木造住宅では、経年による木材の伸縮や地震などの振動で、建物自体が少しずつ歪むことがあります。これにより、窓枠と窓の位置にズレが生じ、窓が正しくはまらなくなるのです。

    さらに、長年使用していると、窓の蝶番やレール部分が摩耗し、滑りが悪くなることも閉まりにくさの原因となります。具体的には、上部だけ閉まらない、途中で止まるといった現象が起こるケースが多いです。窓がしっかり閉まらないと、防音性や断熱性の低下にもつながるため、早めの対応が必要です。

    サッシがガタつくのはなぜか

    サッシがガタつく原因には、部品のゆるみや変形、もしくは設置時のズレがあります。特に窓の開閉が多い家庭では、戸車と呼ばれる下部の回転部品が摩耗し、スムーズに動かなくなることがよくあります。

    さらに、サッシ枠自体が長年の使用や気温・湿度の影響でわずかに変形することもガタつきの一因です。たとえば、窓を開け閉めするたびに「カタカタ」と音が鳴る、枠にピッタリ収まらないといった症状が見られる場合は、ガタつきのサインといえるでしょう。

    この状態を放置すると、隙間風や雨水の侵入など、日常生活に支障が出る可能性もあるため、早めの点検がおすすめです。

  • 窓の歪みで閉まらないときの応急処置

    窓が閉まらないときの状況別対処法

    窓が閉まらない場合は、まず「なぜ閉まらないのか」という原因を見極めることが大切です。たとえば、窓枠が歪んでいるケースでは、力任せに閉めようとするとガラスが割れる危険があります。そのようなときは、隙間にゴミや異物が挟まっていないか確認し、清掃するだけで改善することもあります。

    また、引き違い窓が途中で止まる場合は、戸車が外れている可能性もあります。その場合は、窓を一度外して戸車の調整が必要です。レバータイプの窓では、内部のパーツが摩耗していることもあるため、応急的に動作を補助するテープなどで固定する方法もあります。原因に合わせて適切な処置を行うことで、安全かつスムーズに対処できます。

    補助ロックを使った応急対応

    窓が完全に閉まらず隙間ができてしまうとき、応急的な対処法として「補助ロック」の使用が効果的です。補助ロックとは、窓に後付けで取り付ける簡易的な鍵で、主に防犯や隙間の固定に使われます。

    窓の開口部にスライド式や貼り付け式の補助ロックを設置することで、隙間が固定され、外部からの侵入やすきま風の進入を防ぐことができます。ただし、これはあくまで一時的な対策であり、根本的な歪みや部品の劣化を解決するものではありません。

    長期間の使用には向かず、最終的には専門業者に修理を依頼することが望ましいです。応急的な場面では非常に役立つアイテムなので、家庭に一つ常備しておくと安心です。

  • 窓の歪みで閉まらない場合の修理費用

    窓枠の歪み修理にかかる費用

    窓枠の歪みを修理する場合、費用は状態や工事の内容によって大きく変わります。軽度の歪みであれば1〜3万円ほどで済むこともありますが、枠そのものの交換が必要な場合は5〜10万円以上かかることも珍しくありません。

    特に木製の窓枠は湿気や経年劣化で歪みやすく、補修より交換をすすめられるケースもあります。費用を抑えたい場合は、早い段階で修理を検討することがポイントです。

    放置するとドアや窓が完全に閉まらなくなり、断熱性や防犯性にも影響します。業者によって見積もり金額に差が出やすいので、複数社に相談することをおすすめします。

    隙間ができた窓の修理方法と費用目安

    窓に隙間ができる原因は、窓枠やサッシの歪み、戸車の摩耗、パッキンの劣化などさまざまです。軽度なものであれば、パッキンの交換や戸車の調整だけで済み、費用も5,000〜1万円程度と比較的安価です。

    一方、歪みが大きい場合はサッシや枠の補修が必要となり、2〜7万円ほどの費用がかかることがあります。DIYでの対処も可能なケースはありますが、正確な原因を突き止めないと再発する可能性が高いため、専門業者に相談するのが確実です。防音性や断熱性の低下にも直結する問題なので、早めに対処することが大切です。

    ストッパーアームの故障で窓が動かないときは

    ストッパーアームが故障すると、窓の開閉が途中で止まったり、まったく動かなくなったりすることがあります。ストッパーアームは内倒し窓やオーニング窓などに使われる金属部品で、窓の開閉を支える重要なパーツです。

    破損やゆがみがあると、窓が斜めに傾いたり、途中で引っかかってしまうことも。応急処置としては、アーム部分のネジを一度緩めて調整し直す方法がありますが、パーツの交換が必要になることも多いです。

    修理費用は部品代込みで5,000〜15,000円程度が目安ですが、窓の種類や部品の入手状況によって異なります。安全のためにも専門業者への依頼が安心です。

  • 賃貸物件で窓が歪んで閉まらないときの対処法

    賃貸で窓が閉まらないときの対応方法

    賃貸物件で窓が閉まらない場合は、まず管理会社や大家へ速やかに連絡することが大切です。自分で無理に修理しようとすると、退去時に原状回復費用を請求される可能性があるため注意が必要です。管理会社に状況を説明する際は、写真を撮っておくとスムーズに話が進みます。

    また、寒さや防犯面での不安がある場合は、応急的に目張りや補助ロックを使って対応するのも一つの方法です。ただし、テープなどで仮固定すると糊残りなどのトラブルになることもあるため、使用する材料には気をつけましょう。

    勝手に窓枠を削ったりすると原状回復義務に抵触することがあるため、判断に迷ったら専門業者の意見を仰ぐのも有効です。

    レバーが原因で窓が閉まらないときの見分け方

    レバー付きの窓が閉まらない場合、見た目ではわかりにくい内部の不具合が原因になっていることがあります。まず確認したいのは、レバーを回したときの手応えです。空回りしているような感覚がある場合、内部のロック機構が外れている可能性が高いです。

    また、レバーを完全に回しても窓がきちんと閉じない場合は、金具のゆがみや摩耗が疑われます。窓を少し押さえながらレバーを操作してみると、一時的に改善することもありますが、それは根本的な解決にはなりません。レバー部分は意外と複雑な構造をしているため、無理に分解せず、部品の型番などを確認して修理や交換を検討するのが安全です。

    内倒し窓が閉まらない原因と確認すべき点

    内倒し窓が閉まらない場合、よくある原因はストッパーやアーム部分の不具合、またはゴミの詰まりです。

    まず確認したいのは、窓を閉める際に引っかかりを感じるポイントです。アームが正しい位置に戻っていなかったり、固定金具にゴミやホコリが溜まっていたりすると、窓が途中で止まってしまうことがあります。掃除機やブラシで清掃するだけで改善するケースもありますが、それでも解消しない場合は部品の摩耗や変形が疑われます。

    特に、開閉時に金属音がする場合はストッパーの破損の可能性が高く、部品交換が必要になります。構造が特殊なため、自力での修理が難しいと感じたら無理せず業者に相談するのが賢明です。

  • まとめ

    窓が歪んで閉まらない状態は放置せず、早めの原因確認と対処が大切です。見た目以上に建物や生活環境に影響を与えるため、応急処置に頼るのは一時的な手段にとどめましょう。小さな不具合でも、将来的に大きな修理費用につながる可能性があります。気づいたときが対処のタイミングです。

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