建坪は施工前に比べて大幅に増やし、ビジュアル的にもまとまりのある明るいデザインになるよう、綿密に打ち合わせをしました。

リノベーション工事のため、既存建物と増築部分の耐震性を確保できるよう、構造計算を行い設計しています。

離れを建てる案や、増築するだけのプランなどたくさんありましたが、今後何十年も先まで住み続けるよう、ご家族皆様が使いやすく住みよい住宅になるように提案させていただきました。

施工では古家の撤去作業に多少手間取ったものの、ベタ基礎をそのまま活かせるという好条件もあり、スムーズに進行することができました。

何よりもご家族皆様の仲がとても良く、連携が取れていたので私たちも助けられつつ施工していきました。

こだわりのキッチンはLIXILのアレスタです。もとはガスコンロでしたが、IHコンロになりました。

対面式のキッチンで、収納を充実させました。全長2.7ｍの家電収納ですので、たくさんのキッチングッズを収納できます。

また、キッチン横には出窓スペースを確保して、調理器具やダストボックスも収納できるように施工しました。

以前はキッチンとリビングが別々でしたが、一緒になったことで「会話を楽しみながら、手伝ってもらいながら料理が出来る」と仰っていました。

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一階和室は冠婚葬祭でお客様がたくさん集まった場合に隣のお部屋と一室になるように設計しました。

リビング部分の出窓にはアクセントでエコカラットを貼っています。エコカラットはデザインが良いだけでなく、快適な湿度に保つ調湿機能を持ち、さらに気になる臭いや有害な物質も低減してくれる内装壁です。

玄関、ホールにもエコカラットや陶器タイルを多く使用しています。