F様より、「寒くなりやすい浴室をリフォームしたい」とご依頼をいただきした。

F様は長年タイル張りの床の浴室を愛用されていました。

タイル張りの床は床裏の冷気がダイレクトに伝わるため、冬場はどうしても足元が冷たくなりがちです。

一度、浴槽だけ交換されたことがあるそうですが、お湯が冷めるのが早いのが気になられたそう。

冷えやすい浴室はヒートショックのリスクが高くなるため、今後の老後に向けて安全性も確保したいとのご希望でした。

浴槽の窓は、アルミフレームに単体ガラスの窓を使用されていました。

一般的な窓ではありますが、単体ガラスは外の冷気が伝わりやすいという難点があります。

新しいユニットバスには、TOTOの「サザナ」を設置させていただきました。

人工大理石の浴槽は、熱が逃げにくくお湯が冷めやすいという特徴があります。

また、TOTOの床は断熱クッションが仕込まれているので、冬場の冷気もしっかりシャットアウト。

足裏にフィットする柔らかい床なので、膝をついても痛くなることはなく、万が一転倒した際もタイルに比べて安全です。

鏡と小物置き場も新たに設置し、より快適にお風呂を使用していただけるようになりました。

浴槽の窓は、ガラスが二重になったペアガラスにお取り替えしています。

単体ガラスよりも外の冷気が伝わりにくいので断熱性は大幅アップ。

さらに、アルミから樹脂フレームに変えたことでより一層寒さが中に入り込みにくくなっています。

冬場も安心して暖かいお風呂を楽しんでいただけるようになり、私たちも嬉しい限りです。